ふつうをめざして生きていく

適応障害の専業主婦日記

専業主婦のジレンマ (前編)

専業主婦のとき(現在も専業に戻ったけど)、兼業主婦の人たちが羨ましかった。という話。

 

バブル崩壊直後で就職活動に失敗、拾ってくれた会社も半年で辞めて、その後はアルバイトを転々としていた私。

 

アルバイトしていた頃に結婚し、妊娠したので完全専業主婦になった。

そのまま子どもが小さいうちはよかった。

バブル崩壊してミレニアム前後は今ほど保育園に入れて働くママもいなかったので、

子どもぐるみのまったりとしたママ友関係を作って楽しんでいた。

 

しかし子どもたちが幼稚園、小学校、中学校に進むうちに

少しずつ社会復帰していく人が増えていった。

 

出産前に退職して元の職場に戻れない場合でも、職歴がしっかりしている人は、それなりに条件のいい職場を選べたし、

手に職持っている人も、自分のライフスタイルに合わせた働き方を見つけていた。

 

私は、妻や母という立場以外の、自分個人の世界を持っている彼女たちが羨ましくてたまらなかった。

私も仕事をしたいと思った。

だが、私には堂々と職歴と言えるほどの実績がない。

なので、自分の条件を無理して曲げないと、働き口を得るのは狭き門だった。

 

私の性格的に、

休日に夫に子ども見てもらいながら働くとか、

子どもに早いうちから留守番に慣れさせるとか、

自分の都合に家族を合わせさせることが苦手なので、

そうしなければできない仕事は無理だと思っていた。

 

だから専業主婦でいることを自己正当化するために、

幼稚園で役員をやったり、学校ではクラス役員を経て執行役員までやったり、

町内会の婦人部に入ったりしてみたけれど、

どうも満たされない。

 

夫が稼いでくれる給料の中でやりくりしていると、

自分のほしいものは後回し、我慢で、

それが大きな不満ではないけれど、

働いているママ友が、自分で稼いだお金で買い物したり、

コンサート行ったりしているのを見ると、

やはり羨ましかった。

 

それに夫だって体調崩すこともあるわけで、

病的な不安症の私はそのたびに、どうしようとあれこれ悩み苦しむことを繰り返していた。

 

また、カウンセリングやメンタル電話相談で、

「お仕事はされていないんですか」と何度も何度も何度も!言われた。

 

お金で悩んでいるときは働いて稼げばいい。

あれこれ考えすぎて病むなら、働いて忙しくしていれば悩む時間もなくなる。

そういうことだ。

 

私だって仕事探して履歴書送ったりしたけれど、

私の条件に合う仕事だと、私のスペックが足りなくて弾かれたのだ。

 

正社員もたったの半年、数年続いた仕事も所詮アルバイト。それだと何も身についていない。

 

本気で死ぬ気で探したら、何かしら仕事はあるのはわかっている。

けれど、周りの働く友達があまりにもキラキラ生き生きと働く姿を見ると、

単純に労働力を搾取されるだけの仕事だったらやりたくないと思うのだった。