ふつうをめざして生きていく

適応障害の専業主婦日記

専業主婦のジレンマ (中編②ボランティアという名のタダ働き要員ー地域)

このままでは町内会を存続させることは無理だろう、という話。

 

うちの町内会の役員メンバー高齢化してきた。

私も町内会役員の1人だが、かなり若手ということになる。

 

町内の大人たちは共働きの子育て世代か、定年退職し悠々自適に暮らしている人、

それ以外は町内会に入らない単身世帯。

 

どの人も町内会役員は引き受けたがらない。

役員ではない一般住民でも当番で班長ゴミ掃除当番が回ってくる。

子ども会もある。

幼稚園、保育園、学校の役員をやらなくてはならない。

これ以上は無理。

現役を退いた世代も、やりたがる人は滅多にいない。

 

実は町内には他にも住民の誰かが引き受けなくてはならない役回りがいくつかある。

民生委員消防団食生活改善推進員など。地域によっては他にもある。

どれもボランティア。雀の涙ほどの通信費や交通費が出るものもあるが、基本無報酬

これらの人選も、町内会がやる。

 

町内会は定例会、地域の祭り、福祉バザー、美化運動、消防訓練、避難訓練など、

それはそれはたくさんの仕事があって、

今の現役世代に役員やって、なんて、私には言えない。

現役引退した方達はようやく好きなことができる時間ができたと思っているだろうし、

体力的にも相当厳しいと、実感している。

 

私のように紙一重で病気になってしまうくらい過酷な毎日を送っている人たちに、

休みの日に町内のために出てきて仕事してだなんて。

 

専業主婦に頼むのもやめてほしい。

働いていてもいなくても、時間の価値は同じ。

働いている人たちが財を築いている時間に、タダ働きさせられるなんて冗談じゃない。

 

私は町内会の存在意義を感じていたから役員になった。

日中の時間帯、ひっそり静まりかえった町内は、犯罪の格好の餌食になりやすい。

地域の関わり合いが活発で、協力的な近所関係であったなら、

それが何よりの防犯になると思う。

また町内の行事を通じて隣近所と仲良くなれば、災害時に助け合える関係になれるから。

 

そう思って活動に参加してきたが、

仕事の内容が多くて結構責任もあるのに、

時には自分の都合を曲げて引き受けなければならない業務がたくさんあることに納得がいかないと思うようになった。

 

町民全て、働いていてもいなくても、どんな立場でも、それぞれの都合と言うものがある。

行きたいコンサートもあるだろう。遠くに住む親兄弟の世話もあるかもしれない。

 

それでも町内会の行事を優先しなくてはならない空気感なのだ。

そうでないと、とても回らないくらいの仕事量なのだ。

 

町内会は、一体何に縛られているのか。

できる範囲のことを、無理なくこなす以上のことを求められている。

 

町内会は、実は下部組織だ。

実権は社会福祉協議会が握っているようなもの。

社会福祉協議会は、地域のボランティア活動を推進する団体。

町内会の仕事を増やしているのも社協

民生委員の候補が出せないと、町内会にやいやい言ってくるのも社協

従来行ってきた行事が既にあるのに、

イベントを勝手に作って増やしていくのも社協

社協は町内会にやらせるだけ。

やるのは町内会。タダ働き(会長はちょっとの報酬もらっているらしいが)で。

 

社協の人たちは、ちゃんと給料をもらって仕事をしている。

こういう構図が心底イヤになる。

 

このままだと、町内会の負担が重すぎてなり手がなくなる。

 

社協にお願いしたい。

町内会の仕事を、町内会に断りなく増やさないでほしい。

実際に動いている町内会役員が、

自分たちにとって無理のない範囲でできることを厳選して仕事をする。

誰でも手伝える程度に規模を縮小する。

 

「自分たちはやらないけど」という立場の人が仕事を作ると本当にろくなことがない。

 

このまま町内会が完全になくなって、本当にいいのか。

今のままの負担だと、徴用でもしない限り人を確保できなくなるだろう。