ふつうをめざして生きていく

適応障害の専業主婦日記

専業主婦が資格を取得して働く現実

アラフィフ専業主婦、資格を取得して働くも、直面した現実は過酷だった話。

 

資格を取得することが、社会経験の少ない専業主婦が職を得る可能性をもたらしてくれると思っていたし、

多くの人がふつうに働いているのだから、自分にできないとは思っていなかった。

 

 

現実はどうだったかというと…

①私が長年専業主婦として家事全般担ってきたために、私以外の家族が家事分担に快く応じてくれなかった。

 

私が家事のやり方、段取りを教えるも、

夫も子どもも本来私がやるべき役割を回された、と感じるようで、快くやってくれない。

なので、私は家のことを全て1人でやった上で仕事に出ることになった。

 

 

②熟年で再就職した人の苦悩が少しわかった。

 

自分の子と同じ世代の人たちと一緒に新人として入社するので、

同期といえども一緒にいて居心地が悪いというか、アウェーな感じで馴染めない。

また会社からは将来を期待されていないことが、業務の割り振られかたなどから感じられる。

さらに年下の上司に指導されたり叱責されたりすることは、想像以上に精神的苦痛を伴った。

 

 

仕事にはやりがいを感じていたのでこのまま頑張って定年まで働くつもりで頑張ったが、

いろいろなことが重なり身体がいうことを聞かなくなり心もついていけなくなった。

 

家事は当然今までと同じレベルではできない。

食事は作り置きなどして努力したが、おかずを温める余力がないので冷たいまま出したら、

夫が怒って床に全てぶちまけた。

掃除ははじめは週末にしていたが、

疲労が溜まってきて、だんだんそれすらできなくなり、月に1回になり、

やがてGWや年末年始くらいしかできなくなった。

衣替えもできず、洗濯物も乾いたら山積みにしておいた。

もう、人間の住むところじゃなくなっていった。

 

同期たちが仕事帰りに飲みに行くことがたまにあった。

私は誘われず、私自身も行きたいわけではないのだが、

私がいるときには飲み会のことを合図で示しあったりしているのを見ると、寂しい気持ちになった。

 

家にも、職場にも居場所がなくなっていくようだった。

 

もともと人との連携が苦手だし、疲労が回復することもないし、

毎日心身ともにすり減って、酒を飲むことだけが楽しみになってしまった。

 

あれほど兼業主婦が羨ましかったのに、

夫から自立して稼ぎを得たかったのに、

毎日自分がなんのために働いているのか、生きているのかわからなくなっていった。

 

それでもやっと手にした仕事を手放したくなくて、私にしては頑張った。

家でも職場でもダメ出しばかりされているように感じて、

それが毎日だと誰でも本当に精神的に追い込まれるのだと、身をもって分かった。