ふつうをめざして生きていく

適応障害の専業主婦日記

不安障害との闘い②

周囲の人の気分が悪いと、自分のメンタルが揺さぶられてしまう。

 

たとえば夫でも、自分「の子どもでも、かつてのママ友でも地域の知人でも、

身近な人と一緒にいるときにその人が何かでイライラしていたり、気持ちが塞いでいたりすると、

私の気持ちは非常に不安定になり、不安感が強くなってしまう。

 

以前は何でも原因を自分に引きつけて考えてしまう癖があり、自分のせいだと考えてしまっていた。

カウンセリングや、その他さまざまな気づきから、相手の心の中と自分の言動とを分けて捉えることができるようにはなった。

 

だがしかし、今では自分のせいではないとわかっているのにも関わらず、周囲の気分に自分のメンタルを揺さぶられてしまうことは解消できないでいる。

 

まるで自分の生死を分けるカギが、相手の気分に委ねられているかのよう。

本当に死んでしまうことはないとわかっていても、苦しさの度合いというか種類が同じような感じで、動悸がするし挙動がおかしくなってしまう。

そして、理由もわからず悲しい気持ちでいっぱいになってしまう。

 

今かかっている病院の先生は、私の状態をわかってくれて、私が言語化できない部分を言葉で補うように尋ねながら確認してくれた。

 

病院の先生に話をよく話を聞いてもらうと、わかってもらえたような気がした。

だけどそれで症状がなくなるわけではなく、わかってもらえる安心感は長くは続かない。

投薬による治療は要するに、ただとにかく「考えさせない」ためのものだろう。

不安なことを考えずに放置して、訴えたいことがたくさんあるのに黙らされているような気がして薬は気が進まなかった。

 

酒を飲むと気分が良くなり、悲しい気持ちもどこかへ行き、楽になるので、

しばしば酒浸りになった。

酔いが覚めると疲労感と共に厭な感情が蘇ってしまうので、アルコールが切れないように断続的に一日中ダラダラと飲む。

強い酒であるほど気分が良くなるので、ストロングゼロは定番だった。

ウイスキーホワイトリカーを割らずにそのまま飲んだりした。ワイン1瓶なんて普通に空けてしまう。

気を失うギリギリのところまで飲んで、目の前がぐるぐる回って愉快な気分で、気を失うように倒れて眠りに落ちる。起きて酔いが覚めていたらまた飲み始める。

本当に、よく命を落とさなかったものだというくらい飲んだ。

 

仕事をしていなかった時はお金を酒に溶かして夫によく怒られた。仕事をしていた最近までは、自分で働いて得たお金だからと堂々と酒を買えた。帰り道、歩きながらストゼロを飲んだ。

 

不安症がひどくて辛い時はいつでもすぐに、お酒に手が伸びた。

 

私の不安障害を確実に和らげ、とことんまで付き合ってくれるのは、お酒だけだった。

 

ストレスになることが毎日多すぎる。

厭なことばかりありすぎる。

ただ毎日生きていくだけで、周りの気分によって気持ちが揺すぶられ、

怒りと悲しみと不満と不安で胸が張り裂けそうになる。

 

一番苦しいのは、不安の感情だ。

もう、死んだっていいやと半ば思いながら酒を呷ることが毎日の夜の習慣になった(休日は朝から晩まで)。

 

ある時、下血した。

また、異様な吐き気が襲い、酒が飲めなくなった。

 

あれほど死んでも構わないと思っていたのに、

今度は自分の身体が心配になり酒を呷っていたことを後悔し始めた。

 

病院に行き、医師と相談して、メイラックスを処方してもらった。

夕方飲むと、翌日の夕方まで精神安定が持続するというものだった。

 

このメイラックスという薬は私にはあまり効いた感じがしない。

毎日1錠ずつ飲み続けたが、

翌日気持ちが楽になるとか、余計なことを考えなくなるとか、

全くなかった。

まるで変化を感じなかった。

ぼんやりする、やる気が起きないというのは薬を飲む前からだし。

 

安心感や多幸感のような感覚が得られるものだと期待していたが、それほど強い薬ではないようだ。

ネットで調べてみると、効かないという人の実際の声を見つけることはできなかった。

 

酒で得られるような、脳が麻痺するような解放感もまた正常ではない。

抑欝感の対局に振り切るほどの快楽、何がどうでもどうなっても構わない、気にしないと振り切った感覚でないと、物足りなさを感じるようになってしまったのだろうか。